オーバートレーニングとは?【筋トレ】一生懸命な人ほど注意!

健康の維持や理想の身体づくりを目指してトレーニングに励む人にとって、体調管理は重要なテーマです。
今回は、体調管理の中でも「一生懸命に頑張り過ぎてしまう人」に気を付けていただきたいオーバートレーニングについて説明していきます。
オーバートレーニングとは
オーバートレーニングとは、トレーニングなどによって生じた疲労が、十分に回復しないまま積み重なって引き起こされる慢性疲労状態のことを言います。
のトレーニングを行う程度では起きませんが、
- 毎日ハードなトレーニングをする
- 筋肉痛や疲労感が残っているのに頑張ってしまう
といったタイプの人に起こり得る症状です。
オーバートレーニングの症状
オーバートレーニングになると、身体にどのような影響が出るのか?
分かりやすいのが、疲労感やいつも以上に疲れやすくなるといった症状です。
また、
- 短長距離走のタイム
- テニスのサーブや、野球の球速
といったパフォーマンスも低下するので、目に見える数値でも異変に気づくかもしれません。
他にも、
- 睡眠が思うように摂れない
- 食欲のコントロールが利かず、食べ過ぎる/食べられない
- イライラして、周囲とトラブルを起こしてしまう
といった精神的なダメージから来る体調不良にもつながります。
このように、マイナスの症状を数多く引き起こすオーバートレーニングですが、原因はどこにあるのでしょうか?
オーバートレーニングの原因
そもそもトレーニングとは、筋組織を破壊する行為です。
破壊された身体の中では「超回復」という現象が自然発生します。
超回復により、トレーニング前よりも強くたくましい肉体となり、そこでようやく「強化」は完結するんです。
しかし、超回復をすっ飛ばして連日ストイックに身体を追い込み続けると、慢性疲労状態となります。
それがパフォーマンスの低下、体調不良というオーバートレーニングの症状につながってしまう、というわけです。
オーバートレーニングを防ぐには?
ここまで説明してきた通り、トレーニング後の身体では超回復が発生します。
オーバートレーニングを防ぐには、トレーニング後の48~72時間を、しっかり超回復に充てることです。
回復するまでの期間に個人差はありますが、たっぷり眠り、食事をバランスよくとりましょう。
身体の疲労感や筋肉痛が抜けたな、と感じたらトレーニングを再開するというルーティーンを心掛け、充実したトレーニングライフを送りましょう!