男性にとって気になる「あの部分」をスリムにする『ドローイン』とは?

多くの男性にとって、年齢とともに気になり出すのが、お腹周りの肉ではないでしょうか?
体型は、年齢と共に変化します。
その「変化」はたいていの場合、
- 昔は痩せてたのに…
- こんな身体になるとは思わなかった…
- 若い頃はいつまでも痩せていられると思ってた…
というネガティブなイメージです。
お腹の余分な肉は健康面で影響があります。
なにより、お腹が引き締まっている人の見た目は、服の上からでもスタイルの良さが際立つので、「痩せたい!」と思う人も多いと思います。
今回は、男性にとって気になるポッコリお腹の解消法について紹介していきます。
なぜかお腹だけ太っている
「身体全体はそうでもない(むしろ痩せている)のに、お腹だけやたら出てくる」
いわゆる「ポッコリお腹」の人が増えているそうです。
コロナ禍の影響で在宅ワークが増えたり、外出・運動の機会が減ったのが原因として挙げられますが、それ以前からポッコリお腹で悩む人も少なくなかったと思います。
では、ポッコリお腹になってしまう原因はどこにあるのか?
対策や改善方法はあるのか?
結論として、あります!
しかも簡単です!それでは、詳細を説明してきましょう。
「腹横筋」がお腹痩せのカギ!
お腹の痩せ具合は、腹横筋という筋肉がカギを握っています。
痩せてるのにお腹だけがたるんでいる人も腹横筋の衰えが理由として考えられます。
腹横筋は身体の深い層にあり、鍛えても表面的には見えにくい部分です。
見えにくいですが
- 体幹を屈曲させる動きのサポート
- くびれを作る
- 腹腔内圧を高める
といった重要な役割を担っています。
特に「腹腔内圧」はお腹の肉が気になる人にとって見逃せないキーワードです。
あまり知られていませんが、お腹の肉が出てくる原因は「お腹のインナーマッスルの衰えにより、内側の器官が下がってしまう」ことにあるのです。
腹横筋を鍛えることで、身体の内側を引き上げる=腹腔内圧を高めてポッコリお腹の改善につながるのです。
ポッコリお腹を防ぐ場合も同様で、腹横筋を中心としたお腹のインナーマッスルを鍛えることで引き締まったお腹をキープできます。
オススメの腹横筋エクササイズ
インナーマッスルは「静の筋肉」とも言われています。
その理由は
- インナーマッスルが動いても実感がない
- 強化する際も、動かず体勢キープで鍛えることが多い
といった点です。
では、腹横筋は具体的にどう鍛えるか?
その名も「ドローイン」と呼ばれるエクササイズです。
以下、やり方です。
ドローインは色んな体勢で行うことができますが、ここでは仕事の合間や休憩などちょっとした時間に座ってできるドローインを紹介します。
①椅子に腰掛けます。背もたれに背中が付かないように、なるべく浅く腰掛けます。
②背中を真っすぐ、胸を張った良い姿勢をつくります。
③息をゆっくり吐きながらお腹をへこませていきます。繰り返しですが、ゆっくりです。
④③の状態を少なくとも10秒、できれば30秒キープします。
⑤ゆっくり元に戻します。
これをできれば3セット、やってみましょう。
1~2か月継続することで、目に見えてお腹に変化が現れるはずです。
ドローインのメリット
ドローインをオススメする理由は以下の3点です。
1.いつでもどこでも誰でも
「エクササイズ」と聞くと、ジムに通ったり意を決してキツい運動に挑戦しなければならない、と思われがちです。
しかし、ドローインは椅子さえあれば、家でも職場でも出先でもできます。
また、自力で座ることができれば誰でも行えるエクササイズです。
2.姿勢が良くなる
ドローインを行う際は、終始姿勢を意識する必要があります。
継続することで徐々に背筋が伸び、姿勢が良くなることで、慢性の肩凝りや腰痛が改善に向かうなど、体調にも好影響をもたらします。
3.お金がかからない
ドローインをする際、用具が必要ありません。
強いて挙げるなら椅子だけですが、新たに用意しなくても普段使いのもで充分だと思います。
理想のカラダ作り!まずはお腹から!
世界的にコロナ禍であることから外出が難しく、運動できる環境も、マスク着用などの制約下におかれています。
そのような状況から、運動不足に悩まされる人も多いかと思いますが、今回は、
- 周囲の目を気にせず
- いつでもどこでも
- お金をかけず
- 誰でも簡単にできる
お腹痩せできるエクササイズ「ドローイン」を紹介しました。
続けていただくことで、皆様にとって理想のカラダに近づく後押しになるかと思います!