男のダイエット停滞期に『チートデイ』を取り入れよう

減量中やダイエットでも活用される『チートデイ』。
チートは、「騙す」という意味があり、チートデイとはカロリーを過剰に摂取することで身体を騙すということです。
減量などでカロリー制限をしてすぐには、体重はどんどん落ちていき、身体も絞られていきますがある日突然上手く身体が絞れなくなっていくことがあります。
これは、身体が飢餓状態と勘違いしてしまい、消費カロリーを抑えようという状態になってしまい、減量が上手く行かなくなってしまうためです。
そんな時に行うのがチートデイです。
カロリーを過剰に摂取することで飢餓状態から抜け出し、効率よく減量を行うことができます。
チートデイを行うときに注意したい3つのポイント
効率よく停滞期を抜け出すために行うチートデイ。
まずは、チートデイで注意したいポイントを3つご紹介します。
好きなものを食べる
チートデイでは、好きなものを好きなだけ食べましょう。
チートデイで食事に気を使ってしまうと小さなストレスになってしまうのでその後もつらい減量になってしまいます。
減量が辛くなってしまうと途中で辞めてしまうこともあるのでチートデイではカロリー計算など全てを放り投げ食べたいものを好きなだけ食べましょう。
ある程度減量できてから行う
ある程度減量できてからチートデイを設定するようにしましょう。
減量を行ってすぐにチートデイを行ってもあまり効果を得ることができないのである程度減量できて、あまり体重や身体の変化が出なくなってから行うようにしましょう。
1日のみ行う
チートデイを設定してもそれ以降も食べ過ぎてしまうということが多いのでチートデイは1日のみにしましょう。
頻度などを設定することで効率よく減量を行うことができますが短いスパンでチートデイを行ってしまうと効果が得られず減量に断念してしまうこともあるのでチートデイを設定した時はその日だけ行うようにしましょう。
チートデイで得られるメリットは?
チートデイを行う時の注意点を紹介しましたが次は、チートデイをすることで得られるメリットをご紹介します。
ストレスを軽減できる
チートデイを行う1番のメリットはストレスの軽減だと思います。
減量期は、食べるものにシビアになり、カロリーなどに細心の注意をしながら食事を行っていくため思っている以上にストレスを感じ、ピリピリしてしまいます。
食べたくても食べれないという状況はかなり辛く、減量やダイエットを辞めてしまうという方も多いと多いです。
チートデイで好きなものを食べることでストレスを発散し、これからの減量も頑張っていこうと思えるので減量を途中で投げだしてしまうことなく行うことができます。
代謝の向上が期待できる
減量を始めてすぐは、どんどん体重が落ちていき、身体も絞れていくのでやる気も出ますがある程度減量が進むと身体も体重も少ししか変化しなくなります。
これは、身体が少ないエネルギーでも行動できるように代謝を落としていることが原因で停滞期になってしまいます。
チートデイを行うと一時的に体重は増えてしまいますが身体がカロリーが足りていると良い勘違いを起こしてくれるので停滞期を抜け出すことができます。
トレーニングパフォーマンスの向上
摂取カロリーを増やすことでトレーニングでパワーを発揮することができます。
減量期では、筋肉量を維持しながら脂肪などを落としていきますがどうしてもトレーニングでの強度も徐々に下がってしまいます。
チートデイを行うことで摂取カロリーが増え、また高強度のトレーニングを行えるようになります。
さらに基礎代謝が上がっているので減量を効率よく進めることが可能になります。
チートデイのデメリット
チートデイを行うことで得られるメリットをご紹介しましたが良い効果だけでなく、悪い効果もあります。
次は、チートデイのデメリットをご紹介します。
リバウンドしやすい
チートデイを行うことでリバウンドしてしまうこともあります。
好きなものを好きなだけ食べるチートデイを1日だけで終わらすことができずにそのまま減量やダイエットを辞めてしまう方も多いです。
チートデイは、停滞期を抜け出すための手段なので1日だけで終わらせるようにし、理想の身体を目指していきましょう。
停滞期の判断が難しい
停滞期の判断が難しく、プロの方でないと的確なタイミングを掴むことは難しいので自身の体脂肪率に合わせてチートデイの頻度を決めるのが良いでしょう。
- 20%前後の方は、2週間に1回
- 15%前後の方は、10日に1回
- 10%前後の方は、1週間に1回
- 7%以下の方は、4日に1回
これを目安にチートデイを設定するのが良いでしょう。
チートデイではなく、リフィードデイ
チートデイと同じようなリフィードデイというのもあります。
これは、炭水化物のみの摂取量を増やすことで基礎代謝を向上させる方法です。
チートデイでは、好きなものを食べることで基礎代謝を向上さえ、ストレスを軽減させていましたがリフィードデイでは、タンパク質や脂質量は変えずに炭水化物だけ摂取量を増やし、チートデイと同じような効果を引き出します。
一説では、リフィードデイでは基礎代謝や脂肪燃焼効率を上げれないということも言われていますがトレーニング強度は上げることはできます。
炭水化物のみ増やすことで摂取カロリーが向上するので高強度のトレーニングを行えます。
チートデイ、リフィードデイを上手く活用し、理想の身体を作り上げていきましょう。